ブルーベリー アントシアニン

はじめに

一般的に「ブルーベリー」が眼の疲労回復や視力回復の効果があると考えられており、生のもの、冷凍のもの、サプリメント、ジャム、ジュースといろいろな形で販売されています。でも、“視力回復”に本当にブルーベリーが効果的なのかを調べてみました。

なぜ“ブルーベリー”が眼にいいと言われているの?

眼の網膜には、光に反応して脳に情報を伝える「視細胞」と呼ばれるものがあります。

 

この視細胞の中には「ロドプシン」というたんぱく質があり、これによって、光刺激を信号に変え脳に伝えることで、見えると感じています。

 

ところが、長時間目を酷使していると、これが徐々に分解されて減ってしまいます。

 

ブルーベリーに豊富に含まれている「アントシアニン」という色素が、ロドプシンの再合成を助ける作用をもつことが分かっています。このため、ブルーベリーを摂取するとロドプシンの再合成が活発になり、目の疲れやものの見え方が改善するのです。

 

ちなみに、アントシアニンは、他にも抗酸化作用、血流改善作用、血管保護作用、抗炎症作用もあり、目だけでなく体にとっても有益な物質です。

視力回復にブルーベリーは効果があるの?

ブルーベリーに含まれるアントシアニンという物質が目にいいのは正しいことです。

 

しかし、ブルーベリーを摂取してアントシアニンを体内に取り込んでも残念ながら直接、視力回復はしません。なぜなら、眼にいい物質=視力回復ではないからです。

 

は、ブルーベリーを摂取しても、それはアントシアニン不足で低下した分を補うことに使ったということに他なりません。仮に効果があったとしても0.1から0.2程度です。

 

このように、ブルーベリーのアントシアニンは視力回復をさせるような効果は期待できません。あくまでも補助にすぎない程度で、裸眼で生活できるレベルの視力アップは難しいということが言えます。

 

アントシアニンを薬効成分とした医薬品が認可されていないことから、この物質を摂取しても視力回復の効果を得ることができない裏付けとなるでしょう。

 

 

 

疲労回復ではなく“視力回復”が目的なら、ブルーベリーはあまり効果はありません。

 

ブルーベリーは目の疲労回復には効果的。サプリメントなどで摂取をするのはとても良いことです。でも、“視力回復”が目的であればトレーニングが必要。視力回復のトレーニングは色々ありますが、最近では、『耳から視力が良くなる』というトレーニング法が注目されています。